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建具類の開閉繰返し・その他

建具は、人の出入り口、採光の確保、換気、などを目的として、建築物の開口部に設置されるドアや窓です。開閉方式には複数の方式があります

特徴

建具は、日常生活で生じる開閉操作の繰返しにより、丁番の摩耗、留め付けねじの緩み又はねじの外れが生じることがあります。その場合、戸の動きが悪くることや、戸が枠に接触して開閉ができなくなる場合があります。このような不具合が供用期間中に生じない品質を確認するために、開閉繰り返しに対する耐久性能が要求されています。

主な試験の紹介

JIS A 4702(ドアセット)

JIS A 4706(サッシ)

JIS A 1530(建具の開閉繰返し試験方法)

JIS A 1519(建具の開閉力試験方法)

JIS A 6512(可動間仕切)

図1及び写真1 試験装置のフレームに試験体枠を固定し、試験装置のアームで開閉繰返しを行います。回数は10万回行います。

図2 試験体は、ドアの枠に山形鋼を取り付け、試験装置の枠に固定できるようにします。

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図1 開閉繰返し試験状況
図1 開閉繰返し試験状況 
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写真1 開閉繰返し試験状況
写真1 開閉繰返し試験状況 
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図2 開閉繰返し試験体
図2 開閉繰返し試験体 

主な試験方法・試験項目

ドアセット

試験項目 試験方法・規格
開閉繰返し 10万回…ラッチ無し JIS A 4702

サッシ

試験項目 試験方法・規格
開閉繰返し(1万回又は3万回) JIS A 4706

その他

フリーアクセスフロア

試験項目 試験方法・規格
ローリングロード JIS A 1450

試験項目 試験方法・規格
ラッチボルトの開閉繰返し(10万回) JIS A 1451-1
JIS A 1451-2
ラッチボルト及びデットボルトの側圧
ハンドルのねじり
ハンドルの引張
ハンドルの垂直荷重

ドア用金物

試験項目 試験方法・規格
戸当り衝撃 JIS A 1510-2

カーテンレール

試験項目 試験方法・規格
外観 JIS A 4802
レールのたわみ
ランナー強さ
ブラケット強さ
繰返し走行性能

お申し込みから試験実施までのフロー

  1. お問い合わせ

    ホームページまたはお電話にてお気軽にお問い合わせください。

  2. 事前打ち合わせ・お見積りの提示

    試験可否のお問合せ、ご相談、見積依頼などを承ります。

  3. 試験のお申し込み

    品質性能試験業務約款 にご同意の上、申込書に必要事項をご記入後、申込書と試料(試験体)をお送りください。

  4. 請求書の発行

    試験料金が確定次第、請求書を送付致します。原則として、請求書発行日から60日以内にご入金をお願い致します。

  5. 試験の実施

    試験を実施します。

  6. 試験結果報告

    試験終了後、報告書を作成し送付します。

報告書例

よくある質問

試験体の準備はどうすればいいですか?

試験体は,試験装置に取り付けるために、ドアの枠に山形鋼を取り付けてください。

詳細はお打ち合わせでお伝えします。

試験期間はどのくらいですか?

10万回で約2週間です。

よくある質問をすべて見る →

お見積り・お申し込み

お申込みは、こちらのフォームからお願いいたします。

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