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WUFIでの計算に必要な物性と測定法を紹介します。WUFIに登録する物性値の詳細はWUFIのHelpを参照してください。なお、建築材料の特性に応じて必要な物性は異なります。詳しくは中央試験所環境グループまでお問い合わせください。
JIS A 1412-2
JIS K 7225
JIS Z 0208
*1:データがない場合、WUFIの近似値を利用可能
*2:WUFIの近似式により、他の試験温度の測定結果も利用可能
*3:透湿抵抗の測定結果から換算可能
吸湿過程、RH80%、93%
木質系は97%も測定
吸水係数
[kg/(m2・s0.5) ]
水分拡散係数を近似式で算出するための物性値
水蒸気拡散抵抗係数、
水分依存
JIS A 1324
水蒸気拡散抵抗係数に相対湿度依存がある場合、
相対湿度条件の異なる透湿抵抗を測定
熱伝導率、水分依存
JIS A 1412-1
熱伝導率に 含水率依存がある場合、
含水状態に応じた熱伝導率を測定
熱伝導率に温度依存がある場合、
異なる試験温度条件での熱伝導率を測定
測定対象により測定方法が異なります。詳しくはお問い合わせください。
JIS K 5602
JIS R 3106
JIS A 1423
FTIR積分球法
*1:日射反射率の測定結果から計算により求める。
*2: 材料の透湿抵抗を、等価の透湿抵抗をもつ空気層の厚さで表現したもの。水蒸気拡散抵抗係数に材料厚さを乗じた値
建築材料の物性が分かっている場合、WUFIの建材データベースに、ユーザー設定値として登録ができます。一般的な建築材料において、熱伝導率、透湿抵抗、平衡含水率の値が分かっている場合、自然飽和含水率、最大含水率、空隙率を求めることになります。なお、吸湿性がある材料は吸水係数が必要など、材料に応じて求めておくべき物性値が異なります。
比熱や、熱伝導率の温度依存性などは、データがない場合にはWUFIの標準値を使うことができます。
WUFIに収録されている建材データベースへの登録を行うことができます。建材データベースには、建材の物性値のほか、企業名、商品名や製品情報なども併せて掲載されます。データベース登録は、当センターが実施した試験データをもとに、IBPに登録申請を行う必要があります。登録費用、登録方法などは担当者までお問い合わせください。
フラウンホーファー建築物理研究所(IBP)(英語)
WUFI(英語)
WUFI(日本語)