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H1

室内汚染物質の測定

コンテンツ

建材の中には、室内の空気環境を汚染し健康被害を生じるおそれのある揮発性の化学物質を含む場合があります。健康被害を防ぐため、建材から放散する化学物質の量を正確に把握することが重要です。室内に使用する建材については、建築基準法によりホルムアルデヒド、クロルピリホスについての規制があります。

これらの測定については、次のように対応しています。

ガラスデシケーター法

ホルムアルデヒド放散量測定(デシケーター法)

小型チャンバー法(類似)

カルボニル化合物放散量測定(小形チャンバー法)

中央試験所・材料グループ

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試験項目

ホルムアルデヒド放散量の測定

ホルムアルデヒド放散量(mg/L)を測定します
試験内容 試験条件 試験方法・規格
ホルムアルデヒド放散量の測定(デシケーター法)

MDF、パーティクルボード、火山性ガラス質複層板、木材・プラスチック再生複合材

50×150mm 製品厚さ
表面積が1800cm2に最も近い枚数を2組(MDF、パーティクルボードは6組)

ガラスデシケーター法

JIS A 1460

壁紙

製品幅×1mを2枚
(試験は15×20cm、15×40cmを各2枚使用)

ガラスデシケーター法

JIS A 6921

壁紙施工用及び建具用でん粉系接着剤、 塗料

未開封の製品1缶(1L程)
(ガラス板,アルミニウム板等に塗布して試験)

ガラスデシケーター法
JIS A 6922
JIS K 5601-4-1

合板、木質系フローリング、構造用パネル

50×150mm 製品厚さ
12枚を1組として2組*1

ガラスデシケーター法
JAS(日本農林規格

集成材、単板積層材(LVL)

小口寸法の大きさで、小口を除く表面積450cm2となる寸法
小口はアルミニウムテープ等でシール

アクリルデシケーター法
JAS(日本農林規格

※試験体の詳細(作製・梱包・発送方法)については、担当者までお問い合わせください。

*1合板の日本農林規格(平成26年改正)の3(5)アにて、「試験片は、各試料合板から長さ150mm、幅50mmの長方形状

のものを、木口面及び表裏面の合計面積が1,800cm2以上となる最小枚数をそれぞれ作成する。」と規定されています。

カルボニル化合物(ホルムアルデヒド・アセトアルデヒド)の放散量測定

カルボニル化合物(ホルムアルデヒド・アセトアルデヒド)の放散速度(µg/m2h)を測定します。
測定対象物質は選択できます。
試験内容 試験条件 試験方法・規格
ホルムアルデヒド放散速度の測定(チャンバー法)

板状材料、シート状材料

165×165mm×製品厚さを2枚

液状材料(塗料、接着剤、シーリング剤等)

未開封品1つ
(ガラス板,金属板,金属容器等に施工して試験)

1、3、7日目各1回捕集

JIS A 1901 小形チャンバー法

繊維系断熱材

2個の試験片の表面積の合計が0.2m2又は0.044m2になる寸法

※製品規格の規定によります。 

1、3、7日目各2回捕集

JIS A 1901 小形チャンバー法
※試験体の詳細(作製・梱包・発送方法)については、担当者までお問い合わせください。

ホルムアルデヒド低減性能の測定

ホルムアルデヒド濃度を低減させる性能〔吸着率(%)、吸着速度(µg/m2h)〕を測定します。
試験内容 試験条件 試験方法・規格
ホルムアルデヒド低減性能の測定(チャンバー法)

各種建築材料

板状材料

165×165mm×製品厚さを2枚

液状材料(塗料、接着剤、シーリング剤等)

未開封品1つ

1、3、7日目捕集

7、8日目に再放出測定

JSTM H 5001 小形チャンバー法による室内空気汚染濃度低減建材の低減性能試験方法
※試験体の詳細(作製・梱包・発送方法)については、担当者までお問い合わせください。