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第1音響試験棟(新音響棟)

コンテンツ

建材試験センターでは、第1音響試験棟(新音響棟)内に3つの試験室を有しています。

隣接型残響室

上下階型残響室

床衝撃音実大試験室

第1音響試験棟は、壁構造や建具などの空気音遮断性能測定や、吸音材料などの残響室法吸音率測定、床仕上げ構造や木造床構造の床衝撃音遮断性能測定などにご利用ください。
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搬入について

第1音響試験棟への搬入は、屋内クレーンのみとなります(フォークリフトはございません)。

試験棟近くの河川の橋(稲荷五丁目35番と稲荷六丁目13番の間)は、車輌通行ができませんのでご注意ください。

 

装置及び測定内容

隣接型残響室

試験内容

壁・建具などの実験室における空気音遮断性能試験

吸音材料・各種建材などの実験室における吸音率試験

試験室各部寸法
 試験室名  試験室No.  室容積  試料取付開口寸法
 隣接型残響室  No,1(受音室)  225.3m3 縦2730mm×横3680mm
 No.2(音源室)

 197.9m3


単位:mm

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rinsetu_danmen.jpg

上下階型残響室

試験内容

床組・屋根等の実験室における空気音遮断性能試験

木造床構造やS造床構造などの床衝撃音遮断性能試験

 
試験室各部寸法

 試験室名  試験室No.  室容積  試料取付開口寸法
 上下階残響室  No,3(音源室) 180.88m3

 縦3050mm×横4050mm

No.4試験室から見上げた場合

縦3720mm×横2720mm

 No.4(受音室)

179.6m3



単位:mm

3heimen.jpg
4danmen.jpg

床衝撃音実大試験室

 

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 試験棟外観  試験体の施工部分及び框材

試験室の構造

試験室は、2層分の壁式鉄筋コンクリート造です。

音源室と受音室の間の標準コンクリート床(試験体を施工するコンクリートスラブ)は、スラブ厚が150mmと200mmの2種類です。

床スラブの寸法 

床スラブの平面内法寸法は、音源室、受音室ともに5m×4m、床面積が20m2です。

受音室の容積 

受音室の容積は、スラブ厚150mmの試験室では61m3、スラブ厚200mmの試験室では60m3です。

音源室及び受音室の形状 

音源室及び受音室は、同一平面形状・寸法です。上面から透視して室隅がすべて同一になっています。

試験体の施工部分 

試験体の施工部分は、3.6m×2.8m(=10.08m2)です。

試験体の納まりについては、外壁側の2辺に際根太や巾木施工のための側板を設置し、隣室を想定した2辺には敷居を想定した框材を設置しております。

框材は、断面が100mm×300mmの集成材を用いており、最大床高300mmの試験体が施工可能です。なお、框材は、約400mmのピッチでコンクリートスラブに埋め込まれたアンカーで固定しております。

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音源室平面図


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框材部断面図


主な試験

この試験室では、「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づく住宅性能表示制度に係る特別評価方法認定(特認)用のための試験(測定)を実施しています。建材試験センターは登録試験機関として、同試験室で取得したデータに基づき特認取得のために必要となる審査(詳しくはこちらをご参照ください)を実施しております。 

測定例