本文へスキップします。
English
ISO9000シリーズは、消費者によりよい商品を提供するために企業などの品質管理システムの改善を目的として国際標準化機構(International Organization for Standardization)が1987年に制定した品質システムに関する規格です。ISO9001は、顧客満足の向上とコンプライアンスの充実を目指す、マネジメントシステム要求事項として2000年に改訂されました。 2008年には表現の明確化・曖昧さの除去を眼目に、追補版が発行されました。
さらに、2015年はマネジメントシステム規格の共通構造である「附属書SL」に従った構造となることで、経営戦略や事業プロセスへの統合を狙った改正が行われました。
取得後、製品等の「品質向上」があるのは当然ですが、内部意識がどのように変わったかという点を調査してみると
・検査責任や権限の明確化により、うっかりミスが大幅に低減した。 ・文書管理が徹底され、文書・記録が見やすくなった(「見える化」された)。 ・PL法対応にも活用できた。 ・測定機器類の管理、精度に対する認識が変わった。
などのメリットがあげられています。 また、活用されてる企業では、改善活動の盛り上がりや、全社的な経営への参画意識の高まりと言った面も見られます。
注:上記はJABから認定された範囲項目です。 JAB認定範囲には一部制限があります。詳しくはJABウェブサイトをご参照ください。