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H1

管内法による垂直入射吸音率測定装置

コンテンツ

測定装置は、試験用信号発生器、周波数カウンタ、垂直入射吸音率測定器、精密騒音計、1/3オクターブ分析器で構成されています。
垂直入射吸音率測定器は、スピーカ、音響管、試料装着リング、測定台マイクロホンで構成されています。音響管は、低周波用のA管及び高周波用のB管の2種類があります。

測定は、音響管の一端に試料(吸音材料)を固定し、試験用信号発生器を作動させます。試料と反対側に、取り付けたスピー力から正弦音波を送り、音響管内に入射波と試料による反射波との干渉による定在波をつくります。このとき周波数カウンタで発生音の周波数の確認します。マイクロホンを移動し、音響管内を発生した定在波の音圧の腹と節における音圧レベルを精密騒音計及び1/3オクターブ分析器で測定します。
吸音率の算出は、まず腹と節における音圧レベルの差(L)から次式によって音圧比(n)を求めます。

n=10L/20

試料の垂直入射吸音率、は.音圧比(n)から次式によって求めることができます。



測定機器の主な仕様

測定機器
( )内は型式
仕様
試験用信号発生器
(01002型)
信号発生ユニット
(0105型)
信号の種類:正弦波及び震音
周波数:20~20kHz・1/3オクターブ
正弦波ひずみ率:1%以下
震音変動幅:中心周波数の±10%及び±30%
電力増幅ユニット
(0301A型)
最大出力:15W
周波数特性:20~20kHz:1dB以内
ひずみ率:=20~50Hzで1.5%以下
50~20kHzで1.0%以下
雑音レベル:出力に対し−70dB以下
周波数カウンタ
(SC−7101型)
測定範囲:10~200MHz
計数時間:10ms~10s(4段)
垂直入射吸音率測定器
(SG-3E型)
スピーカ 最大入力:15W
ホーンスピーカ用ドライバユニット
音響管A管 内法:91.6mm
マイクロホン移動最大寸法.:2146mm
測定最低周波数:100Hz
測定範囲:100~2000Hz
音響管B管 内法:40mm
マイクロホン移動最大寸法:400mm
測定最低周波数:500Hz
測定範囲:2000~5000Hz
マイクロホン 車輪付き遮音ケース人リプロ一プチューブマイクロホン
精密騒音計
(NA−40型)
適用規格:計量法、JlS C 1505等
測定範囲:マイクロホンUC-27型を使用して25~130dB(A)、33~130dB(C)(JlS表示)、28~130dB(C)(IEC表示)
自己雑音:16dB(A)以下、23dB(C)以下
周波数範囲(増幅):2~70kHz ±3dB
5~50kHz ±1dB
1/3オクターブ分析器
(SA-59型)
適用規格:JIS C1513(II型)、IFC Pub225等
フィルタの中心周波数:LOWレンジ 1~800Hz
HIGHレンジ 25~20kHz