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English
測定装置は、試験用信号発生器、周波数カウンタ、垂直入射吸音率測定器、精密騒音計、1/3オクターブ分析器で構成されています。 垂直入射吸音率測定器は、スピーカ、音響管、試料装着リング、測定台マイクロホンで構成されています。音響管は、低周波用のA管及び高周波用のB管の2種類があります。 測定は、音響管の一端に試料(吸音材料)を固定し、試験用信号発生器を作動させます。試料と反対側に、取り付けたスピー力から正弦音波を送り、音響管内に入射波と試料による反射波との干渉による定在波をつくります。このとき周波数カウンタで発生音の周波数の確認します。マイクロホンを移動し、音響管内を発生した定在波の音圧の腹と節における音圧レベルを精密騒音計及び1/3オクターブ分析器で測定します。 吸音率の算出は、まず腹と節における音圧レベルの差(L)から次式によって音圧比(n)を求めます。
n=10L/20 試料の垂直入射吸音率、は.音圧比(n)から次式によって求めることができます。