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ごあいさつ

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     理事長  渡辺 宏 

 平素から格別のお引立てを賜り心から感謝申し上げます。
 
 この一年を振り返りますと、コロナウイルス感染症はその変異株の発生により、ワクチン接種が行き渡りつつも、その拡大が波状的に発生する状況でありました。かかる状況下におきましても、依頼者の皆様・関係者の皆様のご支援のおかげで、2023年の現在も事業を続けられております。改めて御礼を申し上げます。
 一方、台風、地震、大雪、火災などによる身体生命財産への損害を生ずる痛ましい災害は引き続き発生しており、弊センターの使命である「住生活・社会基盤整備」はますます重要度を増していると認識しており、しっかりと貢献をしてまいりたいと思っております。
 
 これまでの約三年間のコロナ禍への対応は、人々の生活や経済活動の様式を根本からつくりかえるきっかけになったともいえるのではないかと思います。以前には想定できなかったデジタル化などが一気に進みつつあり、弊センターにおきましても、このような変化に即して、事業運営等においてデジタル化を一気に進め、その一層の効率化を通じ、お客様への付加価値向上を幅広く図ってまいります。
 
 また、国際的な様々な要因とも相まって、企業物価の大幅な上昇や賃金引き上げのモメンタムの維持強化に向けた対応も我が国経済全体として必要になってきております。かかる状況を踏まえ、弊センターにおきましても、試験料金等について、第三者証明としてしっかりとした信頼性と公正性、その持続可能性を担保するために、一定の値上げをすることについてお客様にご理解とご支援を賜ってまいりたいと思っております。何卒宜しくお願い申し上げます。

 5月以降におきましては、新型コロナウイルスの感染症法の分類も季節性インフルエンザと同じ5類に移行する方向であり、社会経済活動が正常化することが期待されております。これに伴い、新たな試験・認証ニーズの立ち上がりも期待されるところです。将に、弊センターにおきましても、中央試験所新防耐火試験棟建屋において、新たな試験炉による性能評価・品質性能試験を開始し、併せて、今後さらに、載荷四面柱炉と載荷梁炉の2機を導入する予定です。関係の皆様には是非、ご活用を頂きたく、お願い申し上げます。今後の業界の持続的な発展成長に向け、弊センターも状況変化に合わせた体制整備を進めてまいります。

 どうぞ本年度も、皆様方のご指導、ご支援のほどを宜しくお願い申し上げます。


<経営姿勢>

(1) 法令・規制要求事項・倫理を遵守し、公平性と技術力によって信頼性を維持・向上します。

(2) 顧客及びその他の利害関係者のニーズ・期待の変化に柔軟に対応できる人づくり、仕組みづくりと経営基盤の安定化によって

     持続的発展を目指します。

(3) 標準化、試験・研究、調査・研究、審査・評価などの各事業の適切な運営とその連携によって総合力を発揮したサービス
  提供します。